管理人のハヤトです。
このサイトでは毎日増え続ける情報商材やノウハウ、ツールを調査しています。
結果を公開することで、「買わなければよかった…」と残念な思いをする人を一人でも減らせたら幸いです。
今回は『PHOENIX(フェニックス) 』という商材について取り上げたいと思います。
このようなお悩みを解消する内容です。ではいきましょう。
稼ぎたい気持ちは痛いほどわかりますが、焦って登録せずにまずは情報収集が大切です。
ではいきましょう。
●PHOENIX(フェニックス) の概要
PHOENIX(フェニックス)とは、バイナリーオプションの自動売買アプリケーションです。
最新のAIを利用した全自動売買で、大手証券会社と共同開発しているシステムとのこと。
PHOENIX(フェニックス)を使用することで、「平均勝率91%」「平均月利90.3%」「2022年から運用して資金溶解0」という怪しい3セット付です笑
当然ですが、こんなにうまくいくことはありませんので悪しからず。
次章から詳細を確認していきましょう。
●特定商取引法に基づく表記
販売者名 | 株式会社PRICELESS |
運営責任者 | 岡村貴弘 |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島6-3-24 P416 |
電話番号 | 03-4400-3908 |
※特定商取引法とは、消費者トラブルが発生しやすい取引について事業者が守るルールを定めています。特商法とも呼ばれ、事業者名・所在地・電話番号といった情報を「特定商取引に基づく表記」として掲載する必要があります。
株式会社PRICELESSは頻繁に住所を変更している
株式会社PRICELESSの登記情報を確認すると、頻繁に所在地を変更していることがわかります。
直近の住所変更は令和6年6月6日に行われており、過去に発売したLiNKの販売に合わせて変更している可能性が高いです。
さらに令和5年4月と平成30年8月にも所在地を変更しており、かなりのペースで登記情報が変わっていることがわかります。
会社の規模が大きくなって引っ越しているならわかるのですが、すべて東京都内のワンルーム賃貸なのでポジティブな引っ越しとは思えないですね…
●株式会社PRICELESSの所在地について
登記に記載している住所を調べてみました。
こちらのビルですが、4階は電話代行大阪株式会社というバーチャルオフィスや電話代行を行っている法人となっています。
つまりここにきても誰もおらず製作者はどこかに身を潜めているわけです。
ここのオフィスが悪いわけではないと思いますが、過去にも同じような投資商材を販売している法人が利用していました。
同じ人物が関わっている可能性が高いので注意が必要です。
●PHOENIX(フェニックス) の料金
PHOENIX(フェニックス)の料金は、198,000円となっています。
参加費を支払うことでコミュニティに参加してPHOENIX(フェニックス)が利用できるようです。
●PHOENIX(フェニックス) の内容
では気になる「PHOENIX(フェニックス) 」の内容を確認していきましょう。
セールスページから実際にPHOENIX(フェニックス)に登録したところ、公式LINEへ誘導され宣伝動画やメッセージが送られてきます。
投資実績も確認できるのですが、その中に早速嘘があります。
PHOENIX(フェニックス) の平均勝率91%は嘘?
PHOENIX(フェニックス)の投資実績を見ると、利益が出ているように見えるのですがどう見ても勝率91%あるようには見えません。
さらに投資の掛け金を見ると、負けた次のトレードは掛け金を倍以上に増やしていっていることがわかります。
掛け金を倍にしていくことで高勝率を確保するマーチンゲール法に近い掛け方で、確かに勝率は高くなるのですが掛け金が倍々で増えていくので「負けた時=全資産の溶解」ということになります。
資金が無限なら絶対に負けない方法ですが、セールスページにあるように1000円のような低資金から始めるには相性が悪い手法です。
というかこの手法は勝率が高いだけで1回あたりの儲けは少額ですし、負けたときはすべてを失うというハイリスクローリターンな方法です。
しかも勝率が高いというのも「どれだけ負けても勝つまでやる1セット」単位の勝率が高いだけで、1回1回のトレードは五分五分でしょう。
こんなのカジノで赤黒のルーレットしてるのと変わりません。投資ではなくただのギャンブル。
とれもお勧めできるものではありません。
金融庁からも注意喚起がされている
こういった高勝率、高利益を騙る商材に関しては金融庁からも注意喚起がされています。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/leaflet.bo.pdf
●糸島孝俊について
開発者である糸島孝俊は、金融に精通したAIエンジニアとして世界的大手証券会社のシステム開発に携わっておりNewsweekをはじめとした雑誌や各種メディアに出演しているとのこと。
しかし、実際に検索してみると同姓同名の別人の情報しかでてきません。
その人物とはビクテ・ジャパン株式会社のストラテジストである「糸島孝俊」です。この方については実績や経歴などしっかりしておりメディア出演もされていることが確認できます。
顔を見てもらえばわかりますが全くの別人です。おそらく本物の糸島孝俊氏の知名度を利用しようとしているのでしょう。
PHOENIX(フェニックス)開発者である糸島孝俊は架空の人物である可能性が高いと思います。
過去にレビューしたLinkの開発者山形直樹も架空の人物っぽかったのでこの会社の常とう手段なのでしょうね。
●PHOENIX(フェニックス)の推薦者もやばい
PHOENIX(フェニックス)を推薦している著名人として紹介されている人物も全員が怪しい投資商材の販売者でした。
・EVER開発者 五十嵐レオン
・MASTER PIECE開発者 西森康二
おそらく裏で糸引いてる人物が同じなんでしょうね。
●結論
ここまで調べてきましたが、個人的には「購入しないほうが良い」と思います。
記載されている勝率についても怪しいですし、手法も危険です。
また開発者、推薦者、法人の代表など関わっている人物も要注意人物ばかりの欲張りセット状態です。笑
こんなおいしい話はありませんので注意しましょう。
今回の商材に限らず、情報商材を購入するランディングページを見ていると「自分でも簡単に稼げそう」と感じることが多いと思います。しかし、実際に思ったような成果を得られる商材は1%もありません。
買ってから後悔することのないように、事前に商材や販売業者の情報を調べてみることが重要になります。また実際に購入を決めたのならしっかりと取り組みましょう。
成功していないほとんどの人が継続できないことが原因です。無理をして苦しい中でも行動できる人は何をやっても成功するでしょう。
私のようにできない人間はしっかりと下調べをしたうえで、さらに自分の適性まで考慮した商材選びが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ハヤト